フランス・カップ(クープ・ドゥ・フランス)準決勝が4月2日に行われ、スタッド・ランスがASカンヌを2-1で下し、1977年以来、実に47年ぶりとなる決勝進出を果たしました。
試合はスタッド・ランスが主導権を握り、前半14分にハフィズ・イブラヒムのゴールで先制。勢いに乗るかと思われましたが、後半開始早々の52分、カンヌのシェイク・エンドイェに同点弾を許します。しかしその6分後、チームの中心選手テディ・テウマが値千金の勝ち越しゴールを決め、2-1で勝利を手にしました。
この勝利により、スタッド・ランスは1950年、1958年に続く通算3度目の優勝を目指して、5月24日に行われる決勝戦へと駒を進めました。対戦相手は、同大会最多15回の優勝を誇る絶対王者・パリ・サンジェルマン(PSG)。大きな注目を集める一戦となることは間違いありません。
長年の時を経て蘇った名門クラブ、スタッド・ランス。その挑戦の先に、栄光の瞬間は待っているのでしょうか。サポーターとともに戦う決勝の舞台に、世界中から熱い視線が注がれています。